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分析基礎講座2022「赤外分光法(FTIR)」

 浜松キャンパス共同利用機器センターより分析基礎講座のお知らせです。

 今回の分析基礎講座は、浜松工業技術支援センターの吉岡正行様をお招きし、「赤外分光分析の活用・応用事例」と題して講演をお願いしました。
 赤外光は、分子結合の振動や回転運動のエネルギーとして吸収されるため、分子の構造や官能基の情報をスペクトルから得ることができ、物質定性・同定に関する有効な情報を得ることができます。さらに「気体、液体、固体」など状態が異なると同じ物質でも違う赤外スペクトルが測定されます。 また、定量分析ができるという強みから、ガスや液体などの測定でも活用されています。この赤外光を利用した赤外分光法は、各種分析手法の中でも,前処理・測定が容易かつ迅速な場合が多いため、分析初心者が取組み易い手法でもあります。
 講師の吉岡様は、長年、赤外分光法を利用して、地域の企業等の課題解決に尽力され、多くの経験と知識を有しておられます。今回の講演では、これまでに蓄積された豊富なデータに基づいた「赤外分光分析の活用・応用事例」が紹介されます。

  • 講座名:
    分析基礎講座2022「赤外分光法(FTIR)」
    パンフレット
  • 講師:
    静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター
    吉岡正行様
  • 日時:
    2022年12月15日(木)
    14:25から90分程度
  • 会場:
    Zoom(IDとパスコードは学内周知メールにて)

ご質問等ございましたら、当センターまでお問い合わせください。